三郷町生き生きクラブ連合会
(三生連・さんせいれん)

会 報「矍 鑠」

第12号は届きましたか

 第12号は、7/1付で発刊します。
 7/3になっても届かない場合は、支部長にお問い合わせを。
 第13号の発行予定は、10/1です。どしどし原稿を事務所にお寄せください。原稿締め切りは、9/15です。

照  隅       編集長の記す会報『矍鑠』のコラム

 会報名称について、様々なご意見を賜った。「難し過ぎる」というご意見も少なからずあった。一方で、「従来の名称は紛らわしい名称だと思っていた。早い時期に改称したことは賢明である」というご意見も。何人かの方からは、「『矍鑠』は本会にピッタリだ」と。感想は様々である▼大横綱「大鵬」やライバル「柏戸」の四股名は、初めからよい四股名だと受け入れられただろうか。当初、奇異に感じた方も多かったのではないか。実績が伴うと、すんなりと受け入れられる典型だ。信貴ヶ丘支部の会名称は「有隣会」だが、この出典は論語の「徳は狐ならず。必ず隣り有り」(里仁第四)である。当初、「どういう意味だ」と思われた方が少なく無かったのではないか。会の充実に伴って馴染み、今ではいい名称をつけたと、他会からも称賛の的である。「矍鑠」の語源・由来、そして現在使われている意味も、本会に相応しい。全会員の力で、他から羨望の眼差しを向けられるような会報「矍鑠」にしたい▼そのためにも、建設的なご意見をお聞かせいただきたい。今後できるだけ広く原稿を募り、充実に努める。3号も理想にほど遠い事は承知している。軌道に乗せ、内容を充実させるためには、しばし時間を要する。寄稿が相次ぎ、編集部が狼狽するような事態を夢見る。ぜひ嬉しい悲鳴を上げてみたいものだ▼百万人増強運動が始まって丸三年。その間、50万人の減である。増えるどころか、憂慮すべき危機的事態である。「全国老人クラブ連合会」は、なぜ会名称から「老人」を削除しないのだろうか。敢えて自らを老人と呼ばなくてもと思う。「全老連」が変えれば、都道府県はすぐにでも。県が変われば、市町村支部や単位支部でも「老人」の名称は使わなくなる。「名称を変えてどうなる」などと言っている場合ではない。厚生労働省が動けばと思うが、厚労省だけの問題ではないのかも。また「老人福祉法」等の法律の名称などにも係わってくるだろう。この件に関し、「全老連」の幹部役員はどのようにお考えなのか。そのあたりが聞こえて来ないのは残念だ。(「矍鑠」3号)

 寄稿を賜った会員諸氏には、厚く感謝する。紙面の都合で、掲載が次号になった方にはお詫びしたい。今後もできるだけ広く原稿を募り、さらなる内容の充実に努める▼綴じ易いようにと穴をあけているが、前号ではこの穴が、数部であるが左右反対の箇所にあけられていたと。恥ずかしい失敗だ。気づかれた当該の支部長があけ直しをされたと。お手数をおかけした。穴4つの格好の悪い会報が届いた会員には、失礼の段、深くお詫びを申し上げる。有難いことに、今号から役員・理事が総出で、折りや差し込み、穴あけを行うようになった。全員野球で、ミスは極力少なくなるだろう▼郡生連の4町各連合会では、各連合が工夫を凝らした会報を発行している。それぞれに特長がある。「矍鑠」は後発であり、後れをとらぬように学ばせて頂く。4町が切磋琢磨してより高みをめざせば、間違いなく郡生連全体の活性化につながる▼10月18・19の両日、全老連の全国大会が京都市で開かれる。会員増強・活性化に向けて、熱の籠った協議がなされることだろう。(「矍鑠」4号)

 天皇陛下の譲位の期日が決定した。平成31年4月30日退位、翌5月1日に新天皇が即位されることになった。新元号は来年発表されると聞く。どのような元号になるのか、とても興味深い▼大型台風21号は、町内にも甚大な被害を及ぼした。被災された皆様には、心からお見舞いを申し上げる▼10/18全老連全国大会(京都)に参加した。出席した千六百人の、現状打破に向けた意識レベルの高さに敬服した。奈良県から34名が参加したが、生駒郡いきいきクラブ連合会(7名参加)は、様々な場面で結束力を示した。平群町と斑鳩町から参加された方と宿舎は同部屋、夜遅くまで歓談できとても有意義であった。安堵町も含め、今後さらに絆を深めたいものだ▼11月の郡生連カラオケ大会は、大いに盛り上がった。企画運営に三老連役員・理事の底力が発揮できたと言えよう▼4月から本紙編集長を担っている。公約の年度内4回発行が、何とか達成できた。内容は兎も角、ホッとしている。(「矍鑠」5号)

 新しい年度に入った。支部長のみなさんには、慌しい日々を送られたことだろう。「平成」も今年度で最後かと思うと感慨深い▼本連合の会員には「大正」生まれの先輩方が何人も居られる。激動の三つの元号を生き抜かれ、間もなく四つ目を迎えようとされている。すごい事である。戦後生まれの編集子からすると、その事のみを捉えても、ただただ敬慕の念を禁じ得ない。先輩方にはこれからもさらに長寿を全うされ、お導き頂きたい▼3月に入って日中の気温が急激に上昇し、半ばには「4月中旬以降の気温だった」という声を多く耳にした。その加減か各地でのサクラの開花が異常に早く、花見の予定が大幅に早まり予定が狂ったという方が多かったのではないか▼ツツジ類も開花が早く、キリシマ、ヒラド、クルメなどもとうに満開だ。ボタンも咲き始めた。例年5月25日前後が見頃となるサツキもかなり早くなりそうだ▼本連合の会員数の減少を、中程度に止めた。若い層の入会が多く望めない厳しい状況の中、地道な「会員増強運動」が功を奏しているとも言えなくはない▼旧友から皮肉っぽく言われた。「矍鑠たるメンバーが『三老連』などと自らを卑下するような名称を平気でなぜ使う。『老人クラブ』では暗すぎるのでは」と。「『老人大学』も、『高齢者大学』でよい。老人、老人では、75歳未満の若手の入会など推して知るべしだ。先ずは、名称を明るく夢のあるものに改めては如何か」とも。改称が特効薬になるとは言えないだろうが、満更、傾聴に値せぬ意見とも言えない。(「矍鑠」6号)

 何とかと願うが、三老連でも会員減に歯止めがかからない。ある支部では、最盛期260名超だったが現在は3分の1に満たない。編集子のところでも、最盛期の4割まで減少している。この1年で10名減となった。「老人会に入らなくとも困らない」の状況を打破することは困難を極めるが、会長巻頭言にもあるように、「前向きに」を忘れないようにしたい▼毎年、総会出席者全員に心ばかりの粗品をお渡しする。余らないよう事前に各支部から参加予定者数を提出して貰う。だが、毎年40個程度残り、2万円以上の無駄が生じる。減らした数を注文すればよいと思われるだろうが、「もし足りなかったら……」の懸念がある。「出欠の有無をとらずに見込み数を……」とは思いたくない。次回は、これまでのようなことは無いだろう▼総会の国歌斉唱時、「壇上の役員の中に、国旗に正対していなかつた者が……」との指摘を会員から受けた。会長以下役員全員が、大いに反省しなければならない。(「矍鑠」7号)

 「暑い、寒い」を連発すると余計にそう感じてしまうので、普段できるだけ使わないように心がけている。「忙しい」という言葉も同様である。しかし、今夏だけは「心頭滅却すれば火もまた……」などと嘯いて(うそぶいて)いてはおれない酷暑だった。会員諸氏も同様ではなかったか。わが国だけでなく、諸外国でも異常気象が続く。山火事もあちらこちらで発生している。台風も然りだ。地球環境はこの先どうなるのかと思ってしまう▼百回の記念大会となった夏の甲子園は、大阪桐蔭の2度目の春夏連覇で幕を閉じた。力は抜きん出ていた。初出場した奈良大付属高も、よく健闘した。「正強高」時代から「あと一歩」を繰り返していたが壁を破っての出場、大いに拍手したい。また決勝にコマを進めた金石農高は、秋田の県立高校である。それも全員県内の生徒であると。大したものである▼今号の「歌壇」に女性お二人から寄稿を賜った。お二人とも驚くほど凛としておられ、何事にも前向きである。とても80歳代半ば過ぎには見えないのである。また毎号の「俳壇」に寄稿いただいている方は91歳である。女性に矍鑠の形容は似合わないとも言えるが、頭脳ますます明晰であり、10歳以上もお若く見える。各支部には、このようなスーパー淑女やスーパー紳士が多数居られる。こういった方にお集まりいただいて座談会でも開きたい。若さの秘訣を披瀝していただければと考えるが如何か。ぜひ実現したい。今号にはこれまで以上に、多数の方から玉稿を賜った。有り難い事である▼いよいよ「会名称」が変更となりそうだ。「会名称」などというものは、ころころと変えるものではないに決まっている。当然である。が、ときには決断も必要である。遅きに失したと、よくぞ英断したと思うときが必ず来ると確信する。(「矍鑠」8号)

 21号に続いて台風24・25号による奈良県への被害が懸念されたが、何とか免れることができた。だが、他府県では被災された方も多かったので能天気に喜ぶ訳にはいかない。被災者にはお見舞い申し上げる。それにしても災害続きである▼先日、マラソンの世界記録が更新された。2時間1分台というとてつもない記録である。そのような中、10月に入って日本記録も2時間5分台に更新された。2月に6分台の記録が生まれた矢先の慶事だ。長い低迷から抜け出しつつある日本の男子マラソンだが、世界との(特にアフリカ勢との)差はなかなか縮まらない。東京オリンピックまで残り2年を切ったが、男子マラソンに限ってはメダル獲得への道は遠く果てしないと言わざるを得ない。ただ諦めてはならない。日本人には不向きの短距離でも世界との差を縮めているのだから。東京五輪には間に合わないかも分からないが、「パリ五輪」でもよいではないか。「マラソン日本」の復活に期待したい▼町の文化祭が、10月27・28日の両日、町体育館で開かれた。全体では出展数は減少気味だが、三老連からの出展数は昨年より増え気を吐いた。また9月の町芸術祭の美術展では、グランプリである「美術展賞」を74歳の本連合会員が獲得された。本紙連載中の「健康余話」の執筆者恒川 敏氏だ。大いに称賛すると共に益々のご活躍を祈る▼4月から本連合の名称が「三生連」に変わる。「老」が「生」に変わるだけのことではあるが、ここまで漕ぎつけるのには一年半を要した。「老人クラブ」の名称が会員増強への阻害要因であるならば、「それを取り除く努力を惜しんではならない。改称に向け努めることが求められているのだ」の一心であった。決議した支部長会議(9/26)の午後、郡生連の役員会が開かれたが、他町の役員等にも少なからず刺激を与えたか。前号でも申し上げたが、次代の人たちが「当時の辻会長はじめ役員はよくぞ英断を」と評価されるときが必ず来ると確信するのである。(「矍鑠」9号)

 庭いじりを趣味とし、マツの手入れも自分で行う。ここ数年、庭のマツの調子が悪く(原因不明)残念に思っていたが、昨春から元気が戻ってきた。芽切りなどの手入れも順調に進み、現在はまずまずの姿。眺めては悦に入る▼正月に箱根駅伝のテレビ中継をご覧になった方が多かっただろう。青山学院大の5連覇を東海大が阻み、大会新記録で初優勝を飾った。しばらくは、毎年優勝校が変わるような戦国時代に入ったのではと思う。私は中学から走り始め、50歳まで競技として長距離走に取り組んだ。努力を積み重ね、「70歳で、年代別日本一に」を密かに狙っていた。だが膝を悪くし、走れなくなった。そのような経歴もあり、人一倍、駅伝やマラソン中継を楽しみにしている。ご存知だと思うが、箱根駅伝は関東学連の主催で、関東の大学のみの出場となる。であるので、熱田~伊勢神宮の全日本大学駅伝や全日本大学選抜能登半島一周駅伝等は走ったが、箱根には縁が無かった。子どもは娘二人、孫の出場に期待したが、どうやら叶わぬ夢に終わりそうだ。この上はひ孫に期待するしか無いが、そのときは鬼籍入りしているかも。しかし上の孫は現在18歳、計算上は私が95歳まで長生きすれば夢が叶うことになるかも知れない。このうえは、ひ孫に期待を▼先日一人で、久しぶりに伊勢神宮にお詣りした。自動車は道路の凍結が怖いので、往復電車を利用した。本来は三が日にお詣りすべきだが、あの延々と続く行列には堪えられない。40歳頃に一度、大晦日の20時頃に家を出て詣でたことがあるが、想像以上の大混雑。今回は平日の参拝だったが、それでもかなりの人の波。宇治橋の上から国旗が翩翻(へんぽん)とするのを眼にし、正宮で手を合わせるとき霊験鮮かを感じ、この日本の国に生まれた事に改めて喜びの念が……▼三老連の会報としては、今号が最後となる。次号からは、「三生連」の「矍鑠」である。これを機にさらに内容の充実を……。会員の皆様にも、ご協力をお願いする。(「矍鑠」10号)

 本連合会は「三生連」となった。新しい元号も「令和」と決まり、あと2週間で令和の時代が始まる。平成に変わったとき、何となくもう少し短い期間になるのではと思った。30年も続いたのだ。新天皇陛下もお元気であられるし、「令和」はもっと永く続く事だろう。弥栄を願わずにはおれない▼先ごろJR四国の路線別収支状況が公表され、岡山から多度津の路線を除き、全てが赤字であると。新聞記事では、有効な対策が手詰まり状況であるとも。人口の減少や高速道路の整備などにより列車を利用する人が大幅に減ったとの事。50年以上前には、編集子は愛媛に帰省するために利用するのは国鉄だけであった。大阪駅から12時間を要した。夜中の宇高連絡船から予讃線への乗り換えは、走らなくともよいのに何故か皆が走った。母が亡くなったときに、松山まで初めて航空機を利用した。その後、神戸港からフェリーを利用するようになった。本州から橋が架かってからは自家用車で7時間半。高速道路のみで帰れるようになってからは、宇和島まで6時間で帰省できる。大阪から直通の高速バスもある。帰省ではめったに列車を利用しなくなったのだ。将来的には、ひょっとするとJR四国は無くなってしまうのだろうか▼27日からは10連休である。「毎日が日曜の身には関係ない」などと言わず、計画的に有意義に過ごさなければと思う。会員諸氏は如何されるのか。経費をできるだけかけずに有意義に過ごしたいと思うのだが。どのように過ごされたかも、寄稿していただきたい▼会員諸氏の今年のお花見はどちらへ行かれたのだろうか。支部の花見は、バスで「東吉野村の高見の郷」の枝垂れ桜を訪ねた。「千本の枝垂れ桜」は圧巻だった。5年もすると、全国的に名を馳せるようになるのでは……。帰りには、又兵衛桜も鑑賞した▼春のハイキング(5/20)は、ケーブル跡 の道を歩いて新緑の信貴山へ。ごくごくゆっくり歩いて「朝護孫子寺」に。多数の皆様のご参加を。(「矍鑠」11号)

 新しい元号「令和」にも少し慣れたような気がする。会員諸氏は如何か。昭和から平成のように、天皇陛下が崩御されての改元ではないということで、何かしら救い、光明を感じるのだ。上皇陛下、上皇后陛下には、譲位に伴う一連の儀式がすべて終えられた。上皇后陛下は、つい最近眼の手術をお受けになられたと聞く。これまで想像を絶するご多用であられたので、控えておられたのだろう。今後はごゆっくり静養願いたい。お二人のご長寿を祈念すると共に、皇室の弥栄を願う▼東京オリンピック・パラリンピックのチケット予約は予想以上の人気で、申込締め切りは12時間の延長となった。会員諸氏は予約されたのだろうか。その当落の結果発表が6月20日にあった。編集子も幾つか予約した。表彰式の感動を味わいたく金メダルが期待される種目を狙ったが、8件すべて落選だった。易しくはないと思ったが、まさかすべて外れるとは。何とくじ運の悪いことか。孫と一緒に観戦を夢見たのだが……▼春のハイキング(5/20)は、今にも泣きだしそうな曇り空の中、ケーブル跡の道を歩いて新緑の信貴山「朝護孫子寺」にお詣りした。参加者の3分の1は、「空鉢さん」にも登った。帰路も歩き、雨にも遭わず家まで歩いた方も多かった。秋のハイキングは、平坦なコースを歩きたいと思っている。一人でも多くの方にご参加いただきたい。10月末の、町の文化祭への出展も然りである。(「矍鑠」12号)

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